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dolipo再び
半年ぐらい前にdolipoを試してみたけどあまりよろしくなかった。Macを新調したのでもう一度dolipoを導入して3日ほど使ってみたけど…やっぱりよろしくない。
導入した直後は恐ろしく速かったが、1日経つといろんなサイトの読み込みがストールし始める。YouTubeやニコニコ動画でも試してみたが同じ傾向が出る。読み込み速度もデフォルトと変わらなくなってしまう。
相性の悪いサイトは除外リストに入れたり、細かいチューニングを施せば良いのだろうが、面倒なので結局dolipoは止めにした。
# Mac OS Xの場合lookupdがDNSキャッシュを行うので、BINDなんかを使ったDNSキャッシュのカスタマイズは意味がない。
「Linuxの普及しない理由」を考えていたらグダグダになった
「Linuxの普及しない理由」を思いついて、書き進めていたら論理が破綻したのですべて没。だめだこりゃ。
以下はその残骸。
…
欧米と日本との、Linuxに対する熱意の差(Ubuntuとか熱いよね)を見ていると、欧米には「コンピュータは大衆にとって不可欠なテクノロジーである」という認識があるんだろうなーという感じがする。大衆にとって必要なものだから無償提供に意味がある! という。PC歴の古さ、社会構造、合理主義、物理的な国土の広さetc…あたりを基礎としたコンピュータ観だろうか。
日本はあいかわらずPCが趣味の範囲から抜け出せてない。普及率はそこそこ高くなったけど社会的地位あるいは必要性は向上しとらんというか。
Google Street Viewと、公共空間の認識について
生活圏単位で例を挙げると、「自宅室内 → 庭 → 周辺区画/通学路・通勤路・スーパーへの道…」といった、階層ないしは並列であるホロニックな空間を認識し、それぞれに存在する "公共レベル" を推し量って生活している。私有地を一歩出ればそこは一切の粗相が許されないThe公共空間!なんて認識じゃ疲れるので、自分で "公共レベル" を設定して、それにあわせて気を緩めるわけ。共同体の形成によって "公共レベル" の判断様式が共通化されればみんなが一様に気を緩められるので、みんなの心的負荷を下げることが可能になる。
# ホロニックとは、ひとまとめにできるグループが階層的に存在する様子。例えば、市町村 → 県 → 国家 → 地球…という階層がある。自分が何に属すると認識するか -- 「町民」か「県民」か「日本人」か「宇宙人」か -- それによって自分の振る舞いは変わってくる。
空間の区切りの認識や "公共レベル" の判断が法律でなく個々人に委ねられている以上、「私有地以外はすべて公共空間です」というのは通用しにくい。日々の生活においては法律に頼らず「倫理」や「共通認識」や「礼儀」などでギリギリまでカバーするというのが日本式だから。
# そういう意味では、日本は真の法治国家ではないと言える。
技術革新がどうの…という論議はズレていると思う。社用車を走らせて大量に写真を撮る行為のどこが技術革新なの? どっちかというと、パワーに任せて世界を己の都合の良いように作り替えるシステマイザーって感じ。
Google Street Viewに対する反発は日本だけではない。米国のスラッシュドットでもサービス開始時に
「道端から見られるのと、それを記録されて世界中に公開されるのとは一緒じゃねえよ」
「なんで米国にはこういう行為を取り締まる法律がないんだ?」
「政府がやると Bad でGoogleがやれば Goodだと? ステレオタイプも大概にしろ」
みたいな意見が出ているし、英国の新聞では「プライバシー侵害の恐怖」という見出しで記事になっていた。
Macでipv6 temporary addressを有効にする:lauchd 版
高木浩光@自宅の日記 - MacユーザはIPv6を切るかnet.inet6.ip6.use_tempaddr=1の設定を
を読んだので、起動時に自動設定するスクリプトを作ったけど、これだと起動した後にネットワーク設定を一度on-offしないと反映されないため実用的とは言い難い。
というわけでlaunchdを使う形式も作ってみた。邪道ではあるがsysctl.confをいじらなくて済む。
ipv6_tempaddr_launchd.zipをダウンロード
手順
1.
上記のzipファイルを解凍すると「ipv6_tempaddr」という名前のフォルダができるので、中にある ipv6.use_tempaddr.plist を起動ボリュームの ライブラリ/LaunchDaemons にコピーする。(管理者権限が必要)
2.
BatChmodを使って、ipv6.use_tempaddr.plist に適切なアクセス権を設定する。
BatChmodのダウンロード
BatChmodを起動し、ipv6.use_tempaddr.plist の所有者をroot、グループをwheelに設定する。下のスクリーンショットを参考のこと。
3.
Macを再起動する。次にターミナルを開いて、「ifconfig」と入力し、「inet6 (アドレス) prefixlen 64 autoconf temporary」という文字列が存在するのを確認する。
次にコンソールをしばらく眺める。ipv6.use_tempaddrがらみのメッセージが増え続けているようならマズいので ipv6.use_tempaddr.plist を無効にしてください。
4.
無効にするには、ライブラリ/LaunchDaemons から ipv6.use_tempaddr.plist を削除すればよい。
Mac OS X 10.5.4と10.4.11、内蔵Ethernetだとこの方法でいけるみたい。AirMacについては未確認。
10.3以前はlaunchdがないのでこの方法は使えない。sysctl.confにコマンドラインを書き込むしかないかも。
Macでipv6 temporary addressを有効にする
追記:ここで紹介している方法は、Macを起動した後にネットワーク設定を一度on-offする必要があるため実用的ではありません。代替案としてlaunchdを使うやり方を書いてみました。
高木浩光@自宅の日記 - MacユーザはIPv6を切るかnet.inet6.ip6.use_tempaddr=1の設定を
を読んだので、起動時に自動設定するスクリプトを作った。
ipv6_tempaddr.zipをダウンロード
簡単な使用手順
1. 上記のzipファイルを解凍すると「ipv6_tempaddr」という名前のフォルダができるので、起動ボリュームの ライブラリ/StartupItems に放り込む。StartupItemsフォルダがない場合は自分で作る。(管理者権限が必要)
2. Macを再起動する。
3. 「適切なセキュリティが設定されていません…」という警告ダイアログが出るので、"修正"をクリックする。(管理者権限が必要)
4. もう一度Macを再起動する。
5. ターミナルを開いて、「sysctl net.inet6.ip6.use_tempaddr」を入力し、値が1になっているのを確認する。
ただし、これは環境変数を変えるだけのスクリプト。ネットワーク設定を変更するような動作をかけないとランダムアドレスが有効にならないので実用的とは言い難い。sysctl.confにコマンドラインを書き込む方が良いと思う。
差別は人間の本能である!という結論
いいかげん「ブラクがいてよかったわ!」のおばさんのまねはやめないか、みんな - だんぺんぶこみっく - 断片部 を読んで。
ここで挙げられている、部落に関するエピソードには続きがある。
輸血にまつわる悲しいエピソードが紹介され、最後に作者は「差別は人間の本能である!」と喝破する。人は差別することを避けられない、それを踏まえたうえで乗り越えることが重要なのだと。
引用の礼儀として、作者が上記のような結論に達しているってのに触れとくべきだと思う。
Webサービスは宗教的に拡大する
宗教を伝播させ、自分のビジネスがしやすいように世界を塗り替えていく。優れた思想を惜しみなく伝える(自社技術の公開)のも、優れたサービスを無償で提供するのも、すべては己のため。緩やかな支配、緩やかな教化。
Webサービスの世界を、宗教分布とその歴史的経緯になぞらえてみると面白いかもしれない。一方はコードとサービスを旨とし、一方は思想と教化システムを旨とする。
Microsoftは力の論理なのでローマ帝国的か。Webサービスが乱立する今の状況は、数多の宗教が世界各地で発生し拡散し衝突し…といった世界史の流れによく似ているような。
VimperatorでコピーやペーストとかOSのショートカットが効かない、という問題
retlet.net - VimperatorでコピーやペーストとかOSのショートカットが効かないより。
Caminoの話ではないけど…
[Vimperator] ALT mappings and C-[ (on Mac?)
で、
https://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=432951
かな? Firefox3と同時に起きたのなら可能性は高い。
Cocoa widgetになるとcontrolキーとmetaキーが返すキャラクターコードが異なるのでなんとかかんとか…そしてfixされていない。外からでは分かりにくい問題です。
言葉:忌々しいものが地上に現出する
友人がニコニコ大会議に行って来たの話より。
コロッセウムで必死に猛獣と戦う奴隷は、観客の多くが自分の惨殺ショーを期待していることに気付いただろう。
当時のローマ人にとって、コロッセウムでのリアル殺戮ショーは最先端の娯楽だった筈だ。それを初めて見たローマ市民は、その感動や興奮や陶酔を熱っぽく友人に語ったに違いない。
そして現在、ある場所でコロッセウムと同じことをして「これはネットの最先端だ! 面白い!」と叫ぶ声を聞いた。
我々はローマ時代から進歩したと言えるのだろうか?
寺山修司「ポケットに名言を」より。
ひとは個人が社会に対して自己を主張するために行うすべての違反行為や、さらに犯罪についてさえも言訳をすることができる。だが故意にある人間が人間を物にまでおとしめようと努める場合には何ものも償うことの出来ない忌々しいものを地上に現出させることになる。
-- シモーヌ・ド・ボーヴォワール「第二の性」
CrossOver Macで東方を動かす
東方projectという個人制作の弾幕シューティングが大人気。ぜひプレイしてみたいがWindows専用…
というわけで、Intel Mac購入をしたことだし、CrossOver Macを使ってなんとか東方を動かそうとしてみた。
# wineだけでやる手もあるが、あまりに面倒そうなのでパス。CrossOverはことえりでの日本語入力がいちおう可能で、Terminalを使わなくてもいいので手軽に楽しめる。
0. 私のMacの構成
iMac early 2008 - 2.8 GHz Intel Core 2 Duo, ATI Radeon HD 2600 Pro
Mac OS X 10.5.4
MacBookなど、専用GPUが載ってない機種だと描画に不具合が出ることがあるらしい。
1. CrossOver Mac
CrossOver Mac(英語版)のサイト
から、CrossOver Mac Standard($39.95のシェアウェア)の体験版をダウンロードする。これを書いた時点でのバージョンは7.0.0でした。
2. ボトルの作成
ボトルとは、Windows仮想環境の保存単位のこと。
ボトルを切り替えることで仮想環境を簡単に切り替えられる。ここでは東方をプレイするためのボトルを構築していく。
Configureメニュー → Manage Bottles… を選択して、+ボタンから新規ボトルを作成する。名前は適当(半角英数でスペース無しがいいかも)に、タイプはwinxpで作成。
3. ボトル:Internet Explorer 6.0 日本語版のインストール
このままでは文字化けするので、Internet Explorer 6.0 日本語版をインストールして文字化けを防ぐ。
Manage Bottles ウインドウのApplicationタブからインストールしていく。ソフト一覧の中からInternet Explorer 6.0を選択し、日本語版をインストールする。
途中で使用許諾契約書が表示されたら、ことえりの入力を英字にして「契約書の部分をクリックして、tabキーを1度押す → スペースキーを押す 」とやると、次へ進めるようになる。インストールのカスタマイズは特に必要ない。
# 東方だけならこれでOKだが、一般的なアプリを使う場合は、Manage BottlesのControl Panelタブからwinecfgを開いて、Desktop IntegrationのItem:でフォント指定をすべてUme UI Gothicにしておくといいみたい。
4. 東方妖々夢 体験版の起動
東方シリーズはいくつもあるけど、まずは東方妖々夢の体験版を試してみる。
上海アリス幻樂団
から東方妖々夢の体験版をダウンロードして、適当な場所に置く。
Programsメニュー → Run Command… を選択して、Browse…からth07.exe(東方妖々夢 体験版の本体)を選び、Runで起動させる。
ここで、Save Command to Programs Menu を選ぶと、CrossOver Macと同じフォルダに東方妖々夢の.appファイルが作成され、以降はそれをダブルクリックすれば東方妖々夢を起動できる。
# というか、そうしないと東方妖々夢をFinderから直に起動できない…

5. DirectX Runtimeのインストール
東方風神録と東方地霊殿は最新版のDirectXが必要になる。
DirectX Redist (June2008)
から、DirectXの最新バージョンをダウンロードして、Manage BottelesのApplicationタブからインストールしていく。
Install Unsupported Software… をクリックしてインストールする。
途中でボトルを選択する画面があるので 2. で作ったボトルを指定し、ダウンロードしたDirectXインストーラを指定する。
インストール先を選択する画面では適当なフォルダを指定してやると、そこにDirectXのインストーラが展開される。
この時点ではまだインストールされていない(展開しただけ)。再びInstall Unsupported Software…を選択し、さっき展開したファイル群の中から DXSETUP.exeをインストールする。
# ここでインストーラが固まったので、CrossOverをいったん終了してからもう一度インストールすると正常終了した。原因は不明…
6. 東方地霊殿・東方風神録 体験版のインストール
5. と同じやり方で、東方地霊殿や東方風神録の体験版をインストールする。
東方地霊殿を起動する際はウインドウサイズの選択に注意。640x480を指定するのが無難か。
7. いくつかの不具合
細かい不具合を上げるときりがないので、はっきり分かるものを。
・東方紅魔郷は、フル画面モードだとゲーム進行が速くなりすぎる。ウインドウモードだとOKなので、Mac OS Xの画面拡大機能を使えばよい。
・MIDIのBGMは音色がフルに出ず、寂しい感じになる。QuickTimeミュージックシンセに存在しない音色が使われている?
・東方風神録と東方地霊殿では、デモのメッセージカラーが半透明になってしまいほとんど読めない。また、フルスクリーンでの動作が怪しいので、Manage BottlesのControl Panelタブからwinecfgを開いて、「デスクトップをエミュレートする」にしておくとよい。ポインターも消えるのでゲームがやりやすい。
6. USB Overdriveのインストール
弾幕シューティングをキーボードでやるのは無理がある…という事で、以前に衝動買いしたUSBセガサターンパッドを使えるようにする。
USB Overdrive($20のシェアウェア、試用可)
をインストールして、パッドの方向キーやボタンにキーの割り振りを行う。対象アプリケーションはCrossOver.appにする。
# 注意点 - パッドを使う時はことえりの入力を英字にする。また、上下左右キーが入りっぱなしになるときは、パッドのキーを色々押してみると直るかも。
7. おまけ
MikuMikuDanceを起動するとカーネルパニックを起こした。なんじゃそりゃ。
MacPeople8月号では「CrossOver Gamesでないとゆめりあベンチが起動しない」と書かれていたが、普通に起動する。
CrossOverサイトで対応が謳われているHalf-Life2 体験版とPortal体験版も、表示が一部乱れるものの普通にプレイできた。ゲームの設定を見るとwineによるGPUサポートはDirectX 8.1までになっているらしい。シェードを低にすると快適にプレイできた。

…
個人的には東方永夜抄が一番のお気に入り。弾のバラ撒き方が絶妙・大量・スローで、体験版の中では弾避けが一番楽しい。



