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言葉:ただ断片が敷き詰められている。

W・バロウズ「ソフトマシーン」のあとがきより。
永田弘太郎によるバロウズ評より、カットアップやフォールドインといった技法に対しての部分。

1.
ヘミングウェイの小説は、何かあるものを言葉によって描写しようとしている。
何かとは、イメージとか思いとか、自然の力だとか、哀愁だとかそんなものである。
バロウズの小説もそうであるが、そうではない。
イメージはあるが、それはヘミングウェイのように言葉と言葉、文節と文節の間から出てくるものではない。
言葉そのものが一対一対応で持っているイメージが彼の小説の基本となっている。
そこに「深み」とか「影」とか「過去」といったものは存在しない。いうなればポップなのである。

2.
世界は語られることなく示されるだけだ。
物語は始められることもなく、完結することもなく、ただ断片が敷き詰められている。


今から15年ぐらい前、スキャナーが一般人でも何とか買える価格になった頃。
有名な風景、絵画、彫刻etc…の写真をスキャンしてコラージュ作品に仕立てて、「この世にオリジナルなんて無い!」と叫んだ卒業作品があった。
私には、その作品は「断片の寄せ集め」にしか見えなかった。
個々の断片に価値は宿っていたが、作品そのものに新たな価値が宿っているわけではなかった。

いかに革新的で野心的で諧謔的な手法であっても、うまく作らないとダメというのは、「ソフトマシーン」のあとがきでも触れられている。
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あたしオートマトンについて今さら考える

「あたし状態遷移図」、あるいは「あたし約5.2MB」 - 理系男子の書斎には、どうしても小説が少ない。っていうか無い。 - ファック文芸部

あたしオートマトン - 理系男子の書斎には、どうしても小説が少ない。っていうか無い。 - ファック文芸部

一年前のこれについて
グロテスクな行為 分析という名の嘲笑
というのを書いたけど、もう少し細かく。

最初に「あたしオートマトン」を見たとき、まず思ったのは「こんなシンプルなロジックで、小説を自動生成できるわけがない」だった。
このオートマトンには物語構造やフローを生成するロジックが含まれていない。
単語・文節が意味なく並んだコラージュテキストを出力するのが関の山であって、"小説"の出力はムリだろう?
そう思って眺めていると、ページの最後に「あたし彼女」への寸評が載っていた。
意訳すれば、「あたし彼女」はオートマトンで記述されたかのような文体 = 人間が書いたとは思えないシロモノであるという。

スイーツ文体(笑)、とでも言ってりゃ済むものを、わざわざ遷移図を描いて、分解・コード化してオートマトンに近似させる。
「な、オレの言った通りオートマトンだったろ?」(生身の人間が書いたとは思えないゴミクズだったろ?)
時間をかけて解体・分析して、成果といえば、「ゴミクズに見えるものをゴミクズだと証明しました」。
このような行為は、“グロテスク"と形容するのが一番ハマる。



「あたし彼女」を分析するなら、少ない語彙で物語の叙述を実現している、その技巧に目を向けたほうが実りが多いはず。
「あたし彼女」はケータイの表示能力(一画面に表示できる文字数が大変少ない、キー操作で行送り)を前提にして書かれているので、PC上で全文を一気に視認するスタイルだと「あたし彼女」が持つダイナミズムが伝わらない。この辺の話はLP文学で書いた。
「あたし彼女」のスタイルを嗤うなら、twitter小説も、サウンドノベルも、ラノベ文体も、そして短歌も川柳も狂歌も俳句も散文も。
ミニマルやダイナミズムを志向する叙述技巧は、等しく嗤わなければならないはず。
あたしオートマトンが面白いって?
安心して嗤っていられるのは、それは標的がスイーツ(笑)だから? ケータイ(笑)だから? ビッチの恋愛(笑)だから?

# たとえば、
トークセッション『言語とはなにか:書く、伝える、遺す』(長尾真×円城塔)
では、物語構造やフローを生成することの困難さについて語られている。
物語構造やフローを無視してキカイ的にテキストをリミックス・生成できればよいというのであれば、botで事足りる。
twitterなんかでは、人工無脳botが出力する面白テキストを愛でる人たちがいる。
ああいうのは生身の人間が故意にやってもウケない。
言い換えると、「botが」「偶然に」面白いテキストを出力するからウケる。
愚鈍かつ純粋なものを好み、作為よりも無作為を好み、ありふれたものよりも希少性のあるものを好む、人間の共通原理かもしれない。

女性向け同人で流行るマンガの特徴

とっくの昔に判明していることを書き下してみる。

ユリイカ増刊 「総特集 初音ミク ネットに舞い降りた天使」より。

男性の同性愛を好む腐女子に限らず女性のオタク全般に見られる傾向として、キャラクター個人(もしくはその属性)よりも、キャラクター間の特別な関係性 - カップリングが萌えの対象になりやすい。


これが真理としてまずあって。
だから、関係性が規定あるいは強制される設定 - 部活動とか、マフィアとか、有限会社etc。
ボスと部下、あるいは先輩と後輩といった、信頼と強制と反発がないまぜになった諸関係とか。
個人の好き嫌いよりも優先される、共同体の維持とか。(お前のためにやってんじゃねえ、組織のためだ)
そういう要素がキーになる。

# あくまで「キャラクター間の関係性」が重要であって。
例えばナルトやワンピースなんかは「勢力 vs 勢力」みたいな "力の関係性" がよく出てくるけど、こういう部分は男性にはウケるが女性にはあまりウケていない気がする。

# あと「会話が面白い」のもあるか。銀魂はこの要素も大きい。
女性は男性よりもおしゃべりが好きで、「こいつら100%伝説」とかも面白さのキモは台詞だし。

ママゴト遊びとかに見られるように、「関係性を重視する」ってのは女性の一般的な特徴かもしれない。
トモダチコレクションがバカ売れしたりとか。
男性よりも女性の方が、態度や仕草に対する観察力が高い (「女のカン」の根拠といわれる)ってのも関係あるかも?

シューティングゲームヒストリカにブラックフライ降臨!

シューティングゲームヒストリカ4

来た。待った甲斐があった。
敵兵器の技術をコピーして作られた「空飛ぶ粒子砲」、CF-345ブラックフライがついに来た!

ダライアスバースト

もう我慢できなくなったので、PSP+メモリースティックを購入し、PS Storeでダライアスバーストをダウンロード購入した!

感想。
あくまで「携帯ゲーム機のダライアス」なので、過度な期待は禁物です。
敵の出現数にかなりの制限があるのだろうが、敵の配置はちゃんと工夫されていて、ダラダラしている感はない。
常時60fpsで処理落ちも殆どないので快適にプレイできる。
難度は、家庭用としては少し難しいかもしれない。後半の4、5面がかなり手強い。
設置バーストが最重要。後半面には設置バーストに頼らないとどうしようもない場面がある。
音楽はなかなか良い。まだHゾーンしかプレイしてないけど、最終面はボス登場がちゃんとBGMとシンクロして盛り上げてくれる。
OGR氏の音楽は1曲だけ(Kゾーンのボス曲)で、ほかの曲から少し浮いていた。
ダンスミュージックっぽいリズムは、やはりダライアスにはいまいち合わないと思う。

難点を挙げるならば。
「バーストカウンターが非常に難しい」
これに尽きる。
敵のバースト発射と "同時" で、かつバースト同士を当てないと成功しないっぽい。
故に、タイミングや位置取りが超シビア。
発射を見てからボタンを押すようなタイミングではまったく成功しないので、発射の予兆をよく見て、目押しでバーストを出すしかない。
バーストカウンターなしでもボス戦は長期化しないようなバランス取りなので、Gダライアスやボーダーダウンのような「ボス撃破に必須の要素」ではなく、「点稼ぎ用のギミック」なのだろう。

M-1グランプリに英雄を幻視する

M-1グランプリ2009を見ましたよ。
まあ明らかに「漫才競技会」になってて、ネタを詰め込むだけ詰め込んで客が笑うのを待ってくれない。見てて疲れる。

それはともかく、笑い飯の2回目の漫才に、「システムの破壊」を幻視した人がいるらしい。

星新一の小説に、英雄になる男の話があって。
(コメントによると眉村卓だそうです。有り難うございます。記憶力がショボイ…)
全くのうろ覚えなんだけど…

とんでもなく高い塔を歩いて登り続ける男がいた。
崇高な目的があるわけではなく、ただ登りたいだけ。
その男は人々の話題になった。やがて男は英雄視される。
男が塔の頂上に登りついた時、彼の背後には何かを期待する群衆が詰めかけていた。
何もせず戻るという選択はもはや無く、彼は結局、塔から身を投げる。
彼は英雄になった。いや、群衆が彼を英雄にした。

というものだったと思う。
タレントや競走馬やスポーツ選手や歌手とかに、「状況や体制の破壊」あるいは「価値の再確認」を仮託するってのはよくある流れ。
こういうのも、英雄待望論の一種だったりして。

写真で格闘!フォトファイターX

写真で格闘!フォトファイターX

ということはマンガキャラのイラストを描いて撮れば…

活字中毒、ただの中毒

「活字中毒」という言葉を肯定的に捉えてはいけない。

活字中毒というのは文字通り中毒でありまして。
飯を食う、TVを見る、トイレに入る、風呂に入るetc…など、「目や頭がヒマになる」タイミングで活字が読みたくなるという、文字通りの中毒症状だ。
「活字」を「ニコチン」あたりに置き換えると、ヤバさが分かると思う。

酒や煙草がそうであるように、活字にも味の違いがある。
活字の羅列によって形成されている「情報」、これが味に相当している。
だから中毒者は読むものを選ぶ。
ただのおもしろ話とかじゃなくて、"説明的な話" が中毒者にはよく効く。

麻薬をキメまくってもチャクラが開いたりしないのと同じで、活字や情報を山ほど摂取しても賢くなるなんてことはない。
サイケデリック効果と同様、外界に対する認識が歪んでしまったりするのがオチ。
活字を読んで情報に触れた時に生じる快楽を楽しんでいるだけで、それが血肉になることはまずない。

DSiをネットに繋ぐため、無線LANルータを買った

ニンテンドーDSiを購入したのはいいが、どうやってネットに繋ぐか?という話。

パターンA.
ニンテンドーWi-Fi USBコネクタのような機器を買う。
しかし、この種類の商品でMac対応しているものが見つからない…

パターンB.
うちのMacはAirMac Extremeが内蔵されているので、無線LANアクセスポイントとして動作することができる。
ところが、この機能は暗号化にWEPしか使えない。
WEPは、暗号化としては死んだも同然(破られ放題)なので、これを使うわけにはいかない…


結局のところ、普通の無線LANルータを買うしかないということで、近所の電気屋で一番安い無線LANルータを買ってきた。
モノはNECのAterm。暗号化がWPA2-PSK(AES)対応のやつ。
「WPSで自動設定!」なんて謳い文句が書いたあったけど、DSiでこれをやると暗号化がWEPになるというワナが。
というわけで、手動設定をしてやることに。

1. 無線LANルータのセットアップ
まず無線LANルータをアクセスポイントモードにして、
次にMacと無線LANルータを直接LANケーブルで繋ぐ。
そして無線LANルータの電源を入れれば、Macのブラウザから無線LANルータのセットアップを行えるようになる。

私が買った無線LANルータはマルチSSID機能があったけど、セカンダリをoffにした。
プライマリSSIDの設定画面で、暗号化にWPA2-PSK(AES)を指定。

2. 無線LANルータを正しく接続
設定変更が終わったら、LANケーブルの接続をやり直す。
MacのLANケーブルは、以前の通り、フレッツ光のルータ(LAN側)に接続。
無線LANルータをアクセスポイントモードにして、フレッツ光のルータ(LAN側)に接続。

3. ニンテンドーDSiの設定
DSiを起動して、本体設定 → インターネット → 接続設定 → 上級者設定 と進んでいく。
SSID欄には、無線LANルータの本体に記載されていたプライマリSSIDを入力。
セキュリティでは、WPA2-PSK(AES)を指定。パスワードは無線LANルータに記載されているやつを入力。

これで無事に完了。
ニンテンドーDSiショップに接続すると1000ポイントをサービスしてくれた。
とりあえず「あぁ無情 刹那」を購入。タイプBでの弾消し前提プレイがエキサイティング!

この分だとPSPを買ってもネット接続は大丈夫そうだな…ダライアスバーストの評判がいいならPSPも…

スーパーマリオWiiが予定通りバカ売れ

あんだけTVCM流しまくって。
イメージカラーを赤に統一した広告戦略たてて。
山手線の駅とかにポスターをガンガン貼って。
しかも、そのポスターの写真はなぜか初代スーパーマリオという、露骨なブランド戦略で。
Wiiのソフトパッケージは白で統一されてるのに、自分だけ赤色にして。
ニンテンドーチャンネルの項目まで赤色にして。これも自分だけが。

こういう王道で大規模で洗脳まがいなプロモーションをかけて、「売れました!」とかいわれても困る。
プロフィール

waverider

Author:waverider

ああ、沖縄に行きたい…

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