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Google Street Viewと、公共空間の認識について

生活圏単位で例を挙げると、「自宅室内 → 庭 → 周辺区画/通学路・通勤路・スーパーへの道…」といった、階層ないしは並列であるホロニックな空間を認識し、それぞれに存在する "公共レベル" を推し量って生活している。私有地を一歩出ればそこは一切の粗相が許されないThe公共空間!なんて認識じゃ疲れるので、自分で "公共レベル" を設定して、それにあわせて気を緩めるわけ。共同体の形成によって "公共レベル" の判断様式が共通化されればみんなが一様に気を緩められるので、みんなの心的負荷を下げることが可能になる。

# ホロニックとは、ひとまとめにできるグループが階層的に存在する様子。例えば、市町村 → 県 → 国家 → 地球…という階層がある。自分が何に属すると認識するか -- 「町民」か「県民」か「日本人」か「宇宙人」か -- それによって自分の振る舞いは変わってくる。

空間の区切りの認識や "公共レベル" の判断が法律でなく個々人に委ねられている以上、「私有地以外はすべて公共空間です」というのは通用しにくい。日々の生活においては法律に頼らず「倫理」や「共通認識」や「礼儀」などでギリギリまでカバーするというのが日本式だから。
# そういう意味では、日本は真の法治国家ではないと言える。

技術革新がどうの…という論議はズレていると思う。社用車を走らせて大量に写真を撮る行為のどこが技術革新なの? どっちかというと、パワーに任せて世界を己の都合の良いように作り替えるシステマイザーって感じ。

Google Street Viewに対する反発は日本だけではない。米国のスラッシュドットでもサービス開始時に
「道端から見られるのと、それを記録されて世界中に公開されるのとは一緒じゃねえよ」
「なんで米国にはこういう行為を取り締まる法律がないんだ?」
「政府がやると Bad でGoogleがやれば Goodだと? ステレオタイプも大概にしろ」
みたいな意見が出ているし、英国の新聞では「プライバシー侵害の恐怖」という見出しで記事になっていた。


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