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「雑な物作り」

「雑な物づくり」に未来がある - レジデント初期研修用資料を読んで。

「多様な注文に素早く対応できる作業フローが実現できていない」
「品質・コスト・納期の折り合い点をどこにするか。品質側に偏りすぎてないか」
「機械で代行できる業務がいまだに手作業なので効率が悪い」
というような話がごちゃ混ぜで語られている、という感じ。

「雑な物作り」という言葉を考えてみる。
昨今の傾向で言えば、「数値化・明文化できない品質が切り捨てられてる」。
たとえば、メカトロに使う電気部品なんかは、故障率が数年前に比べると明らかに上がっている。
「カタログで謳っている仕様と寿命を満たしていればOK」かつ「競争に勝つためコストはとにかく下げろ」なので、結果として品質ギリギリの部品になっちゃってる。
んで、「最近の家電は壊れるのが早い」みたいなことになってしまう。
誌面レイアウトなんかも「数値化・明文化できない品質」といえるもので、低いところで妥協すればコストは下がるが、それは読み手に跳ね返る。
「別に問題はないんだけど、なんか読みにくいなあ…」みたいな。

「業界自体に金が回ってこない」という問題。
不景気かつ将来性がないことが傍目からみてもわかるので、IT屋とかが積極的になってくれない。
印刷業界や建築業界は、いまだにMac OS 9に頼ってたり、CADをドラフターの代替程度にしか考えないような、「ITがもたらす効率性」に対しての理解の浅さがある。(後者は建築業界に限らない)
IT屋がソリューションを作ってくれないし、作ってくれてもそれは大手向け。
だから自分でフリーなもんを組み合わせて…みたく、DIYでないと状況を変えられない羽目になる。
フラット化する世界みたいな話だけど、仕事に使う工具を自分で作らないといけない、という形。

「最低限の品質しかないモノが主流である世界」というのは、ユーザーにコストやリスクを委託する世界のことなのだろう。
アウトソーシングの一形態なのかもしれない。

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