スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ビデオゲームなんて所詮は絵空事です

20年ぐらい前、とある作家曰く。
「非道なシチュエーションのポルノに、僕らが興奮するのはなぜなんだろうね」

GTA4に対する、とある感想について。
「暴力的なゲームが逆説的にプレイヤーの道徳心を喚起する」ってのは、14年前のとある美少女ゲームに対しても出た反応なので、GTA4がことさらどうという感想は無い。
想像したのは、もし私がGTA4をプレイした場合、処刑前にうだうだ命乞いをするような演出を入れてくるキャラを射殺することに躊躇はしないだろう、ということ。

ビデオゲームに限らず、何らかのメディア(ゲーム、小説、映画etc…)で、非道な行為が行える・行われる、あるいはそういった演出・表現があるとして。
そういう尖った表現物というのは、自己を映す「鏡」になるということ。
ある人は「えー無抵抗の人間に暴力とか振るえないよ…」と思うし、
ある人は「やっぱDQNをコロス時は命乞い演出があるとテンション上がるな!」と思うだろう。
ビデオゲームが出力する暴力表現に相対した時、プレイヤー自らの内にある倫理とか理性とかに相対することになる。
だから、GTA4をプレイして道徳的な仕上がりだと感じるのなら、それは「良識派」と同じく健全な精神を持っているということだろう。
そして残念ながら、私は不健全な精神を持っている。

敵が女々しく命乞い。あららー今さら命乞いですかwwwさっさと死ねクズがwww、みたいな感じで即射殺。
それが繰り返されると、もう命乞いとか罵倒を聞くのも面倒になるだろう。あーもーうるさいなーと射殺。
所詮は、架空の出来事だもの。
現実世界での本物の暴力、その重大さ、そのヒドさ、その切実さ、ダメージの回復不能っぷり。
それに比べたら、現在のビデオゲームの暴力表現なんてミジンコ程度のリアリティしか無い。
でも、それでいい。
今後いくら性能が上がったとしても、ビデオゲームは究極的には「架空の出来事」でなければならない!
なぜなら、私は聖人ではなく、その精神は不健全だから。

規制を叫ぶ良識派に対して、「いや実は道徳的なんですよ」と返すのは、よくない流れだと思う。
映画や小説がそうであるようにビデオゲームにも世界や人を変える魔力がある、ということを踏まえると、ゾーニングは否定しないし、「そんな目で見ないでください」などと勝手なお願いをするつもりもない。
それでもなお、道徳的であれ背徳的であれ、ビデオゲームに "現実" という重い枷は付けて欲しくない。
それは、私の "不健全な内心" に枷を付けられることに繋がるから。

だから、声を大にして言いたい。
「ビデオゲームなんて、所詮は絵空事なんだよ!!」

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

waverider

Author:waverider

ああ、沖縄に行きたい…

最近の記事
カテゴリー
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。