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さっき見た夢の話


私は会議に出席するということで、カバンと相手に渡すお土産をぶら下げ、会議室に入った。
会議はすぐに終了し、そのまま別室に移動して食事が始まった。畳にあぐらをかいて皆が飲み食いする、和気あいあいとした雰囲気だった。
そこでの話だと、いま韓国で大変なことになってて、ウチの知り合いが対抗勢力と交戦状態になってるらしかった。「こりゃ、総出で助けにいかないといかんか!」みたいな流れだった。
食事が終わり解散となった。建物の外に出るにはさっきの会議室を抜けないといけない。会議室に入ると、一人だけ椅子にだらりと座っている奴がいる。だれだ?
近づいて顔を確認する。左の頬が紫色になり、髪は白髪まじりのくたびれたオッサンだった。しかし、どこかで見た顔だ?
……自分だった。
これはいったい? 私はここに立っている。でも目の前で、私が椅子でノビており、その顔には生気がない。
唐突に理解した。私は死んだんだ!
頬にある紫色のアザ、あれが原因だろうか?
いやそんなことはどうでもいい、「自分が死んでいる」ことを自覚してしまったことがいまは問題だ!
自覚した瞬間から、全身が総毛立ち知覚があやふやになる。ヤバい、ここでしっかりしないと私が消える!
せっかく幽霊になれたんだ、このまま消えたら洒落にならん。
精神を落ち着け、自分の体を認識しようとする。手、足、体… おお、なんとか存在が安定した。成仏せずに済んだらしい。
落ち着いたので改めて私の死体を見ていると、あまりのオッサンぶりにがっかりする。オッサン顔、オッサン髪、オッサンの体型etc。
まてまて。見た目が冴えないのは死んでるからだよ!死後の腐敗とか弛緩とが始まってるからそう見えるだけ! 普段の私はもっとちゃんとしてる! …という結論にしておくことにする。

落ち着いて考えてみると、私が成仏しまいと踏ん張っているとき、私が二人いるように見えたはずだ。しかし、他の参加者のお咎めはいっさいなかった。
ということは、幽霊になった私の姿は誰にも見えたないことになる。生者とのコミュニケーションがとれないといろいろ困ったことになるなあ。
建物から出ると、人混みの中に会社の先輩がいるのを見つけた。とりあえず声をかけてみる。
「○○さーん!」そして振り向く先輩。おお、声は聞こえるらしい!
近づいて話しかけるが、今度は声が聞こえていないようで、先輩は怪訝な顔をしたあと、その場を立ち去ろうとする。
あわてて大声で呼び止めるが、やはり声が届かないらしく、そのまま去ってしまった。
なぜだ? 私が立ち尽くしていると、見知らぬ通行人がジェスチャーで「逆、逆」と教えてくれた。
ああもしかしたら、幽霊が生者に話しかけると、「大きい声は小さく聞こえ、小さい声は大きく聞こえる」ということか?

通りを歩くと、会社の人たちが固まって歩いているのを見つけた。今度は小声で話しかけると成功した! 私の読みは当たっていたようだ。
とりあえず、会議室でだらしない死体を放置する羽目になったことと、いま関わっている案件が丸投げの形になってしまうことを詫びておいた。
相手は「まあしょうがない、そういうこともあるよ」と慰めてくれた。
まだ手からぶら下げていたカバンとお土産を渡そうと思ったが、これは幽霊になった時に私と同化してしまったらしく、渡すことができなかった。
よし、これで会社方面の始末はOKだ。

これからどうしようか?
電車に乗ってどこか旅行にでもいこうか? しかし、この死んだ土地をいきなり離れると存在が不安定になるかもしれないと思い直し、鉄道の沿線沿いをあてもなく歩いていく。
そういえば、小声で話した方が生者に聞こえやすいというのを教えてくれたあの人も、幽霊だったんだろうか。
幽霊同士なら姿が見えるのかもしれない。いやもしかしたら、姿がはっきり見える幽霊、という種類もいるのかも…
民家の隣を通った時、ふと窓のところに目をやると、気持ち悪い顔がこっちをにらんでいる!
うおっ! びっくりして飛び退くと、その顔は窓を離れて家の奥へ消えていった。幽霊ではなく生者だったようだ。
くっ、幽霊が生者に脅かされるようじゃダメすぎる!


…ここで目が覚めました。

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ああ、沖縄に行きたい…

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