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特攻の拓に登場する「ルシファーズ・ハンマー」について

「特攻の拓」的な「アクセル・ワールド」の構造 - subculic より。
なるほど確かに似てるな!と思いつつ読んでたんですが、悪魔の鉄槌(ルシファーズ・ハンマー)の下りを読んであれ?と思ったので書いておきます。

まず、ルシファーズ・ハンマーという名前はセロニアス天羽の命名ではなく、実在するバイクのものです。
VISUAL GRATIFICATION: Lucifer's Hammer from HARLEY DAVIDSON
Rider Files » Harley-Davidson’s Last Great Road Race Machine

アメリカでのお話。
Battle of the Twins という市販車二気筒エンジン限定のレースでは、ドゥカティ・BMW・モトグッツィといった海外メーカーが席巻していました。
彼らに勝つため、ハーレー・ダビッドソンのチームが自社のXR750を改造して送り出したマシン。それがルシファーズ・ハンマーです。
エンジンは1000ccで10.5:1の高圧縮比、7500rpmで100馬力オーバーのビッグVツイン。
また、出場規格を満たすためのホモロゲーションとして、市販品のルシファーズ・ハンマーともいえる Buell RR1000 が少量販売されました。

Lucifer's Hammer とは、侵攻してきた異民族を打ち倒すために魔王が放った彗星のことです。
強烈な雷を「トールハンマー」と呼ぶのと同じニュアンス。
名付け親はレースチームのボスの奥さんらしいです。

そして、なぜヤマハSRがルシファーズ・ハンマーなのか。
ハーレーのピストンヘッドを入れてるから? いやいや。
ここからは私の妄想です。

まず天羽クンのSRは、ボアアップ+ピストンヘッド交換による高圧縮化、という改造をやってます。
SRは400ccモデルと500ccモデルがあり車体が共通だったので、SR500のエンジンヘッドをSR400に載せてボアアップするという改造が可能でした。
気筒面積はそのままにストロークだけが伸びる = ロングストロークになるわけです。
これはオリジナルのルシファーズ・ハンマーと同じ特長になってて、こちらも750ccからのボアアップだったらしくロングストロークなのです。
そして偶然にも、気筒当たりの容積がSR500と同じになってます。
※ ロングストロークで高圧縮だと、ただでさえ大きいキックスタートの反動がさらに大きくなるはずで、それは作中にもちょっと描写されてました。

次に、バイクの出自。
オリジナルはXR750というダートトラッカー(未舗装トラックでレースするバイク)を改造したものです。
対してSRも実は
「エンデューロレーサーTT500 → 公道オフロードモデルXT500 → 公道オンロードモデルSR400/500」
という流れになっていて、両者は「ダートから派生したモデル」という出自が共通しています。
加えてオリジナルは前述の Battle of the Twins を制しており、SRの直系先祖であるXT500はパリダカを制しています。
すなわち、両者ともに「最速の系譜」を継ぐバイクなのです。

幻の6速は…たぶん執事が6速クロスミッションをこっそり入れてたんでしょう…
クロス気味のミッションだと、トップに入れてるつもりが実は5速だったなんてことが往々にしてあります。

Buellは解散しましたが中古モデルはまだ市場にありますし、ハーレーはスポーツスターをラインナップしていますし、ヤマハもSRを現行で売っています。
バイクは良いものですねー! それではまた。

comment

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小説版だったか何かだと腰下SRでシリンダーとピストンがルシファーズハンマーでヘッドがドカのデスモドロミックでマフラーがヨシムラだったと…
多国籍混成エンジンのSRが混血の自分にピッタリのバイクだとか語ってような
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ああ、沖縄に行きたい…

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