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camino reaches its end...

Camino reaches its end...

Mac OS X が登場した頃、新OSへの移行基盤であるCarbon環境にGeckoエンジンを移植することを目的とする、FizzillaMach という小さなプロジェクトが興りました。
Fizzillaというのは、mozillaにcarbon(炭酸)を入れてFizzを作るというシャレです。Machとは、Mac OS Xでネイティブ動作するmach-Oバイナリのこと。

Fizzillaでは、GeckoエンジンとOSとの仲介を担当するwidget部分にCarbonを使っていました。それに対して、Mac OS XネイティブであるCocoaを使うことで動作を改善しようというのが合成獣Chimeraプロジェクトであり、やがて商標問題によりCaminoと名前を変えました。
Caminoプロジェクトリーダーのひとりだったdave hyatt。彼は当時のMoziilaが採っていた統合スイーツ路線に懐疑の目を向け「MozillaからWebブラウザだけを分離して "軽量なタブブラウザ" を作るべき」と主張し、ChimeraとFirebirdの誕生に関わりました。Firebirdは商標問題によりFirefoxと名前を変えることになります。

そのdaveがAppleに入社したと判ったとき、GeckoエンジンがMac OS Xの標準Webブラウザになるのではないかという期待が渦巻きましたが、その結果はSafariとWebKitであり、mozillaプロジェクトは独立独歩の道を歩むことになります。
daveは奇しくも、Firefox、Safari、そしてCaminoという3つのブラウザの誕生に関わることになりました。

Caminoが成したwidget - Cocoaの成果はMac版Firefoxに取り込まれ、この時点でCaminoの存在意義はほぼ無くなっていました。
もうひとりのプロジェクトリーダーMike PinkertonはGoogleに入社して、Mac版Google Chromeの開発に携わるようになりました。

Gecko。Firefox。WebKit。Safari。Chrome。そしてCamino、その10年。
貢献者の皆様、そしてローカライズに関わった皆様、本当にありがとうございます。
巡礼の旅 (el camino)は、無事に終わりました。

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