スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

WWDC2013、そしてMac Pro

WWDC2013基調講演の映像を見ました。

・OS X Mavericks
猫系の名前がそろそろネタ切れ?ということでSea Lion(アシカ)ではなくMavericks。カリフォルニア州の旗に熊がいたので熊のことかと思ったら地名でした。
UIの見た目が大きく変わると思ったら今まで通り。でも圧縮メモリとか時間接着とかコアテクノロジーの渋い改良があって面白かった。昔からずっと言われてたmachの古めかしいタスクスイッチングについにメスが入るのか…!と思ったけど詳細はarsの記事待ち。圧縮メモリもLionの頃からメモリ食いが洒落になってないレベルなのでAppleがそこを改良してきたのは嬉しい。フットプリントを削減したWin8に負けてはいられない。
ファイルシステムの更新は未だならず。hfs+はあと何年保つのか。

・iOS7
噂通りのフラットデザイン化です。iOS Human Interface Guidelines 見ると「アプリケーションの特徴色をうまく使いましょう」などと書いてあって、かつてのGUI哲学はネットの出現によって駆逐されたのだなと感じる。
フラットデザインというのはハイパーリンクと組版とタイポグラフィの子供であり、初期Macが為した実世界メタファーの子供ではない。組版を直接操作するのはハイパーリンクがもたらした概念であり、フラットデザインはネットが生んだと言える。新しい世界の始まりと言えば確かにそう。しかしまあ慣れの問題かな。
それよりも、スケなんとかデザインが放逐されたことで、標準アプリのレイアウトが統一されたことが大きいと感じた。上が遷移タブ、左が戻で右が進む、下が操作アイコンという基本デザインが徹底されるようになるのでしょう。発表時に「Game Centerにもう緑色のマットはないよ!」と言ってアイブにカメラがフォーカスしたのには笑ったけど。
1500以上のAPIが追加、周辺機器プログラムにゲームコントローラが加わるらしい、講演ではPhysixとも言ったような…とか、まだはっきりしてないことも多い。

・Mac Pro
個人的にはこれが持っていったような気がする。
PowerMac G5が発表されたのがちょうど10年前。それから筐体デザインは殆ど変わっていなかった。
G5、つまり現行のMac Proは筐体内で風をストレートに通すため前と後ろのほぼ全面をパンチングメタルにするという大胆なデザインを採用していた。筐体の発熱源を全て縦に並べて一気に風を当てるスタイル。
そして新しいMac Pro。「筐体内の発熱源を省スペースで冷やすには? → 中央に排熱用の煙突、その周りを囲むように熱源を配置」という発想により生まれた円筒形デザイン。
G4 Cubeも同じく煙突型の構造だったけど空冷だったし中の基盤は平行に並んでいた。Mac Proは基盤を三角形に並べて中央の煙突に排気ファンを付けていて、煙突というよりはタービンのような構造になっている。
「理想を追求したら常識を覆す形になった、だが美しい」というのは工業デザインの極致だ。例えばbuellのエンジン直下にサイレンサーを置くスタイル、あるいはYAMAHA YZF-R1のフレームを貫通するシフターアームとか。
Mac Proにもその極致があり、そしてカバーを外した時の美観すら考えてデザインされている。
省スペースな排熱レイアウトを実現し、コンピュータとは思えない形状を持ち、カバーを閉じた時はただの円筒にしか見えない、究極のデザイン。
こんなに凄い工業デザインは本当に久しぶりに見た気がする。G4 Cubeの時と同じく、必要も無いのに買うことを考えている自分がいる。あークッソ高いんだろうなーでも実物みたら格好良すぎて悶えるんだろうなー、とか。

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

waverider

Author:waverider

ああ、沖縄に行きたい…

最近の記事
カテゴリー
最近のトラックバック
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。