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映画感想:サイレントヒル リベレーションと、銀魂完結篇

・サイレントヒル リベレーション 3D
ゲームのサイレントヒル3から10年。もともと映画シリーズはサイレントヒル2を映画化する目標があったんですが、結果的には1と3が映画化という不思議な巡り合わせになりました。
まず、ヘザーの吹き替えは特に問題なく鑑賞できます。(これを言わないといけない世知辛さ)
公式サイトで予告編を観た時は色が鮮やかすぎる印象があったけど、3Dで観ると彩度が落ちてちょうどいい感じでした。冒頭の灰が降るシーンが本当に劇場内に灰が降ってるように見えたり、ガラス越しのシーンで超現実的な存在感が出てたりと、3Dで観る価値のある映像です。
脚本は…うん、この映画のベースになったサイレントヒル3の物語がそもそもとっ散らかっていて、そのオリジナルにあった要素を出来るだけ入れようとしてるせいで詰め込みすぎな印象です。注意深く脚本を追っていないと、頭に?マークが点灯したまま映画が終わるという。ホラーとしてみてもわりとスプラッタ寄りであんまり怖い感じではありません。
一応主題を「父の救出」にしたり、ゲームではラスボスだったアレが出てこなかったりと物語のシンプル化はされてたんですが、まだ足りない感じでした。
原題がどうも「サイレントヒル2」だったらしく、映画の1で提示された内容を知っていないと話に置き去りにされる可能性があります。一応観てなくても大丈夫な脚本にはギリギリなってましたが。
原題と違ったタイトルになっているのは、「1を観てないからなー」といって客に敬遠されるのを避けるためだと思いますが、有名な映画と違って公開直前に1のTV放映など出来なかったのはB級映画の悲哀です。ですから観に行くのであれば、映画の1を観てからの方が良いでしょう。
あと、全てが終わったあとのシーンが妙に意味深に見えるんですが、あれは伏線や真相ではなくゲームファンへのサービスシーンです。サイレントヒルゼロとサイレントヒル5をプレイした人ならニヤッとする類いのもの。


・銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ
空知先生は映画用にネームを300ページも書いたそうです。ネーム形式でないと話が浮かばないのかもしれません…が、その甲斐あってこれぞ銀魂という脚本になってます。
ライブで話を考えるせいで先の展開が全く読めず、そして最後には全て丸くおさめる。TVシリーズと何ら変わらないメタギャグ全開なノリが冒頭からしばらく続いて「この映画本当に大丈夫なのか…」と思うんだけど、話が進んでいくとそんな心配は綺麗に吹き飛ぶ。そしてギャグだと思っていた要素を後半でリンクしてくる。
泣かせるセリフに粋なセリフ。繰り返される天丼。ギャグと人情の絶妙なブレンド。見た瞬間吹き出してしまう変わり果てた知り合いたち。意外な要素を伏線として繋いでくる妙技。いつもの、足掻いて足掻いて創り出されている素晴らしい銀魂シナリオです。
実際の所、PVでも使われていた「俺を殺せるのは俺だけ」というセリフの意味、世界が崩壊した理由、タイムスリップが絡む複雑なシナリオ展開など、よくこれだけの脚本を考えたものだと思います。そして「完結篇」と銘打っておきながら、マンガやTVシリーズのメインシナリオを一切傷つけることなく綺麗に締めて終わる。そりゃ公開も3ヶ月延びるってもんです。
20人近くもの登場人物が出るにもかかわらず話が混乱しないのも流石です。もちろん銀魂を知ってる人向けの内容なので人物像が観る前から固まってるというのもありますが、劇中で提示される様々な謎が最後には一点に収束するシナリオ構成の勝利です。
原作ファンということでバイアスかかってますが、最近観た映画の中では抜群に面白かったです。これもぜひ映画館で観るべきです、メタギャグ的にも。

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