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艦これの商品寿命について

艦これのゲーム外展開が激しくなってきました。ムック本、資料本、アンソロジー、それに大量のグッズおよび関連商品展開。

初音ミクを生んだクリプトン佐々木氏のインタビューによれば、ミクが盛り上がった当初に連絡してきた企業のうちいくつかは「ミクの人気は持って半年」だと見ていた。いまから考えると笑い話だけど、この判断は間違いとも言い切れない。

娯楽の世界にも商品寿命は存在していて、それを念頭に置いたビジネス計画が立てられる。どんなに優れたコンテンツでも盛り上がりは半年持てば良い方で、あとは話題を提供して延命しつつフェードアウトしていく。
ただし、初音ミクは旧来の娯楽と異なり、二次創作というバックボーンを抱えることに成功した。
ミクさん単体だとそこまで話題を提供できるものは持っていない。でも二次創作が活発に行なわれることでキャラクターは肉付けされ、淘汰と派生を繰り返し、幹と枝を備える大樹になった。

ゲームでいえば東方Projectもこういう広がり方をしている。妖怪というモチーフはそれ単体で結構なバックボーンを備えていて、STGなのでキャラクターの詳細なエピソードは語られず、そして二次創作は解禁されている。想像する愉しみがユーザーに明け渡されている。

ところが、艦これの最近の展開は旧式コンテンツのそれをなぞっている。性急で過大な商品展開とユーザーへの迎合。
おそらく公式としては、艦これの盛り上がりは年内がピークで、来年はフェードアウトしつつアニメ化でちょっと持ち直して、そのあと奇蹟がなければ来年いっぱいで終了してあとは細々と続けるという絵図を描いているのだろう。

艦これは早い段階で二次創作を許可するという英断を下したので、私は東方Projectのように細く長く続くと良いなーと考えていた。
でも現在の展開を見る限りでは、大樹として育てるのではなく刈り取れるうちにありったけ刈り取る方針らしい。なので艦これ白書みたいな図鑑的書籍はもっと遅くても良いはずなんだけど年内に出したりする。
グッ鉄カフェの甘味処間宮をはじめとして公式がユーザーの熱狂に迎合する姿勢を見せてるのも、コンテンツを育てるのではなく来年いっぱいをメドに収穫しきってしまう予定だと考えればそれほどおかしな態度でもない。

個人的印象として、この性急なビジネスぶりについてユーザーと公式との間にギャップが生じつつある気がする。東方Project的なありように対して踊り方が派手すぎるし、二次創作とのきっちりした線引きが徹底されていないし。
サーバ維持費も強烈だろうから悠長なことやってられないという事情があるにせよ、少し寂しいことではある。

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ああ、沖縄に行きたい…

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